夢のマイホームは3,000万円の予算でも建てられる?
一見、手の届かない夢のように思えるマイホーム。しかし、賢い計画と選択次第で3,000万円の予算でも理想のマイホームは実現可能です。今回は3,000万円で建てられるマイホームの坪単価や広さを説明します。あなたの理想の家を手に入れるための第一歩を、一緒に踏み出しましょう!
お金のノウハウ
2023/09/28
目次
3,000万円でマイホームは建てられるのか?
注文住宅を建てるときには、大体いくらのお金が必要だと思いますか? 金額が大きすぎてわからないですよね。マイホームは予算から実現可能なプランを決めていくことが大切です。今回は予算3,000万円を例に「すでに土地を所有している」場合に建てられる住宅の目安を紹介します。マイホームを検討中の方、予算を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
3,000万円のマイホームはマイホームの平均予算?
3,000万円で建てられる住宅を具体的に見ていく前に、まずは注文住宅を建てるために、世間一般的にどのくらいのお金がかけられているのか、平均的な予算を確認していきましょう。
予算3,000万(建築費のみ)はマイホームの平均的な水準
住宅ローン「フラット35」を利用した方の2022年のデータによると、建設費の平均は、全国で3,715万円、三大都市圏では3,843万円です。イデアホームの施工エリアである埼玉県は、3,849万円でした。このデータは、あくまでもさまざまな条件を考えない平均値ではあるものの、予算3,000万円は「建築費用のみなら平均的な水準」であると言えます。
土地の購入費用の平均は全国で1,499万円、三大都市圏では1,941万円、首都圏での平均は2,290万円です。イデアホームの施工エリアである埼玉県は、1,658万円という結果が出ています。予算3,000万円に土地の購入費用を含める場合、建物にかけられる予算はかなり減ります。都市部から離れた土地代が安い地域でないと、土地代込みで3,000万円の注文住宅を建てるのは難しいでしょう。また、分譲住宅であっても、3,000万円以内で購入できる新築住宅はかなり限られます。5年前なら建築できる工務店・ハウスメーカーもあったかもしれませんが、コロナ以降の資材や人件費は高騰しています。本体工事費が1,500万円を下回る住宅の建築は事実上難しく、あまりに安すぎる住宅は構造、品質的に避けるべきでしょう。
(参考:住宅金融支援機構 https://www.jhf.go.jp/about/research/loan_flat35.html )
▼注文住宅の相場についてはこちらの記事もご覧ください。
建築費3,000万円で建てられるマイホームのスペック
ここでは、建築費に予算3,000万円をかけられる場合(=すでに土地を所有している)において、どのような住宅が実現できるのか詳しく紹介します。
建築費3,000万円で建てられる家の坪単価
土地代を含めずに予算3,000万円で注文住宅を建てる場合、費用の内訳は「建物本体の建築費:付帯工事費:諸費用 = 7:2:1」を目安にすると良いとされています。具体的には以下のような費用になることが考えられます。
建物本体の建築費: 2,200万円(70%)
付帯工事費 :600万円(20%)
諸費用 :300万円(10%)
坪単価とは、注文住宅を建てる建築費のうち、本体工事費(全体の70%程度)を示した1坪あたりの価格のことです。一般的に、設備や建材のグレードが高く、間取りの形状が複雑であればあるほど坪単価も高くなります。今回は本体工事費以外の費用を全体の30%程度と想定して、坪単価を計算してみます。なお、坪単価には外構などの付帯工事費や、手数料や税金などの諸費用は含まれないため、注意しておきましょう。
予算が3,000万円の場合、本体工事費の目安は「2,200万円」となります。続いて、「フラット35」を利用された方の2022年のデータから、一戸建ての平均床面積を調べます。一戸建ての床面積の全国平均は約122平米(37坪)とされているため、坪単価の計算は「2,200万円÷37坪=59.46万円」となります。工務店の坪単価の目安が50万円〜60万円のため、この数値は一般的な木造一戸建て住宅を建てるうえで平均的な水準と言えます。つまり、建築費3,000万円は「平均的な広さ」と「平均的なグレード」を十分に実現できる価格帯です。
▼坪単価についてはこちらの記事をご覧ください。
建築費3,000万円で建てられる家のイメージ
予算が3,000万円あると、正方形や長方形のようなシンプルな形状だけでなく、こだわった形状の一戸建てを実現することもできます。また、品質の高いフローリングを使用したり、床暖房を導入したりと、設備や建材へのこだわりもある程度実現できる価格帯です。耐震性や断熱性などの構造自体にもこだわることが可能だと言えます。3〜4人の家族で住むには十分な広さを確保できるでしょう。ただ、すべての箇所のグレードをあげることは難しいため、お金をかけるところとコストを削減するところのバランスを考慮する必要はあります。また坪単価が100万円〜120万円を超えてくるハウスメーカーで施工する場合は、間取りや設備、性能に制限が出てくるところもあります。
▼マイホームの予算についてはこちらの記事もご覧ください。
マイホームを3,000万円で検討している方はイデアホームへ
今回はマイホームを3,000万円で建てられるかを説明しました。マイホームの予算において、建設費3,000万円は平均的な水準であると言えます。30坪は約60畳に相当し、3~4LDKの間取りで建てることが可能です。またゆったりとできるリビングや中庭、ウッドデッキ、インテリアなどのこだわりを取り入れることもできます。家族全員のマイホームのこだわりをすべて叶えることは難しいかもしれませんが、予算内でどこまで実現できるか、工務店・ハウスメーカーに相談してみると良いでしょう。
土地の購入を含めた予算が3,000万円である場合は、夢のマイホームを実現することはかなり難しいでしょう。建物本体価格は最低ラインの1,500万円台でも注文住宅を建てることは可能ですが、耐震性や断熱性に優れた安心で安全な家を建てることはかなり厳しいと言えます。デザインもフルオーダーの注文住宅に比べると間取り・内装・設備などはシンプルで、あまりこだわりがない方向けです。マイホームを建ててから後悔しないためにも、安くできる住宅には安い理由を確認することをおすすめします。
埼玉・あきる野で家づくりをしているイデアホームでは、少ない予算でも、デザイン・性能共に優れたマイホームを提供できます。「小さなキューブに最新技術をギュッと」をキャッチフレーズに流行のキューブ型住宅COCOZEROを新発売。イデアホームの得意とする耐震技術と省エネ技術を導入したパッケージ商品となっています。東京ゼロエミやこどもエコすまいなどの補助金を使うことで、建物本体価格1,100万円〜を実現しました。新築の住宅を購入することは、一生に一度の大きな買い物です。そのため、利用可能な補助金や助成金制度がある場合、最大限活用していきましょう。COCOZEROが気になる方はぜひ、資料請求、お問い合わせをお待ちしています。
▼2023年の補助金についてはこちらの記事もご覧ください。
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