家を建てる時の注意点5つ!これだけは押さえておこう
家を建てる際に注意すべきポイントはたくさんありますが、今回は特に重要な5つの注意点をまとめてご紹介します。家づくりに失敗しないためにも、これらのポイントを押さえておくことが大切です。ぜひ参考にして、理想の家づくりを進めてください。
家づくりのノウハウ
2023/04/26
目次
家を建てる時の注意点とは
家を建てる時には様々な注意点がありますが、それらを押さえることで理想的な住まいを手に入れられると言っても過言ではありません。今回は、地震に強い家を得意としているイデアホームが、家を建てる上で特に重要な5つの注意点をご紹介します。この記事を読んで、家づくりの注意点をしっかり押さえ、ぜひ家づくりの参考にしてください。
家を建てる時の注意点5つ紹介します
家を建てる時の注意点1:信頼できる工務店選びをしよう
工務店・ハウスメーカー選びは「家づくりの成功」を大きく左右します。良い工務店・ハウスメーカーを選べば高品質の家を建てられますが、悪い会社だと低品質な家になる可能性が高いです。工務店・ハウスメーカーは施工、設計の腕の良さも重要ですが、相性も大切です。性能、デザインや間取りの考え方が合わなければ、理想の家は建てられません。良い家を建てる人と建てられない人の違いは、工務店・ハウスメーカーと相性が良いかどうかになるでしょう。
スムーズに相性の良い工務店・ハウスメーカーを選ぶコツは、家の理想を実現してくれる工務店・ハウスメーカーかどうかを判断することです。例えば、耐震性を第一に優先したい場合は耐震性能に強みを持っている会社で絞ります。家のデザインに関してはSNSやインターネットなどで建築実例から探すと、イメージ通りの家を建ててくれる会社に出会えるでしょう。
▼工務店・ハウスメーカー選びについてはこちらの記事もご覧ください。
家を建てる時の注意点2:適切な土地選びをしよう
工務店・ハウスメーカー選びが決まったら次に注意するのは土地選びです。
- 地盤が丈夫かつ災害に強い土地であるか
- 建築条件を確認しておくこと
地盤が丈夫かつ災害に強い土地であるか確認しよう
地盤が軟弱な土地に家を建てると、大きな地震があった際に揺れが増幅します。増幅した揺れに家が耐えられず、倒壊してしまう恐れがあります。地盤改良工事を行っても地盤の揺れやすさは防げません。地盤の揺れやすさは、微動探査という地盤調査により明確になります。更に防災科研のハザードマップなどを活用し、どのような災害の危険性があるのか確認しておく必要があります。また家を建てる土地が軟弱な地盤の場合、沈下を防ぐため地盤改良が必要になります。
▼地盤についてはこちらの記事もご覧ください。
建築条件を確認しておこう
土地には都市計画法に基づくさまざまな建築制限が存在します。代表的な制限は以下の通りです。
・用途地域による建ぺい率・容積率、高さの制限
・防火地域、準防火地域による制限
・宅地造成等規制法による制限
こうした制限が土地に設定されている場合、望み通りの家を建てられるかどうかは専門的な知識がなければ判断できません。場合によっては購入した土地では建築不可なこともあります。そのため、土地を選ぶ際には先に工務店・ハウスメーカーを決めておくと良いでしょう。
▼建築条件についてはこちらの記事もご覧ください。
埼玉・あきる野で家づくりをしているイデアホームでは家づくりに関するセミナー・イベントも開催しています。土地探しで疲れた、不明点がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。
家を建てる時の注意点3:家の耐震性と構造計算を知ろう
家は家族を地震や台風などの災害から守るためのものです。そのため、家の耐震性能は注意して意識しておきたい部分になります。家の耐震性能を表す言葉に「耐震等級」というものがあります。耐震等級とは、地震に対する建物の強度を示す指標のひとつです。耐震等級は1等級〜3等級まで評価が分かれ、等級1は、建築基準法レベルの耐震性能を満たしますが、等級1以下は危険というギリギリの耐震性能です。耐震等級1の家は災害後に住み続けることは困難で、建替えや住替えが必要となることが多いです。等級2は等級1の1.25倍、等級3は等級1の1.5倍の強さがあると定義されます。ただし、地震の場合は家を建てる土地の地盤が強いか弱いかという影響も受けるため、耐震等級3だから絶対に安全という訳ではありません。
地震に強い土地に家を建てた場合、家自体が耐震等級1であっても地震に対する耐性が耐震等級2、3と同等になる場合もあります。等級は1つの指標ですが、耐震等級が同じでも、実際の地震に対する耐性は工務店・ハウスメーカーが行う構造計算によっても大きく異なるため注意が必要です。「耐震等級3」とうたっている大手のハウスメーカーでも、ただ数値上、耐震等級3になるようにギリギリの建材を使っているだけのケースも多くあります。そのようなハウスメーカーでは、実際の地震に対してのシミュレーションができていないため、揺れやすい地盤に家を建ててしまうと、地震の際に壊れてしまう可能性があります。工務店・ハウスメーカーに対しても、シミュレーションをしているか、構造計算は何をしているのか、地盤調査には何の調査をしているか確認をするようにしましょう。
▼耐震等級や構造計算についてはこちらの記事もご覧ください。
イデアホームでは、単純な公式を使う構造計算だけでなく、wallstat(ウォールスタット)という地震のシミュレーションソフトを使用し、阪神淡路大震災の1.5倍に相当する地震でも倒壊しないよう構造解析しています。地震に強い家を建てたいという方には、お気軽にお近くのモデルハウスや耐震研究所までお越しください。
家を建てる時の注意点4:予算のバランスに気をつけよう
家を建てる時に注意しなくてはいけないのが、家の予算についてです。無限に予算がある場合は別ですが、通常は価格と仕様のバランスを見ながら、建てる家を決めていくことになります。予算の優先順位は、後から変更するのが難しい部分を優先しましょう。例えば、構造材や断熱材、外壁などは後から変更するのが難しいため、予算を高く設定する必要がある部分になります。反対に、1番優先順位が低いのは設備機器です。設備機器は10年~20年で交換が必要になるため、消耗品に近いでしょう。予算で迷った場合は、家の総予算を頭に入れつつ、一度優先順位を整理してみてください。家を建てる時には、予算のバランスを見た上で家を建てることも、重要な注意点の1つです。
よくある間違いとして、「建物価格」だけを見て、家の契約を決断することがあります。家は一度建てたら終わりではなく、その後、30年以上に渡って使い続けることになります。例えば車で考えると、ガソリン代・洗車代・メンテナンス代・車検代がかかるように、家を使い続けるには光熱費や保険、税金がかかります。このことを踏まえて、「いくらの建物を建てるのか」を考えることが大切です。特に、工務店・ハウスメーカーの「坪単価」には注意してほしいです。坪単価とは1坪あたりの工事費用のことですが、坪単価計算に含まれる工事内容は工務店やハウスメーカーによってバラバラであり、明確な基準がありません。そのため、坪単価で価格比較しても、ほとんど意味がありません。「総費用(イニシャルコスト+ランニングコスト)」で家づくりを進めるようにしましょう。
▼坪単価についてはこちらの記事もご覧ください。
イデアホームでは、お客様に見積書と一緒に資金計画書をお見せしています。ご契約の前の段階で、必要な費用の総額を改めて算出し、お客様の想定や予算とかけ離れていないかどうかの確認を行うための資料です。土地購入やインフラ整備の有無、住宅ローンに関係する事柄など、条件はお客様ごとに異なるため、十分にお話を伺いながら進めていきます。聞きたいことはどんどん聞いてください。小さなお悩みを抱えたまま家づくりを進めることはありません。
家を建てる時の注意点5:保証についてしっかり考えよう
家を建てる際の5つ目の注意点は「保証(アフターサービス)」です。もちろん住宅によって耐久性は違いますが、現実的に住宅はメンテナンスや点検なしで使い続けられるものはありません。どんな部材・部品でも使い方次第で寿命が変わります。そのため、しっかりとした長期保証がある工務店・ハウスメーカーで家を建てられるかは注意すべきポイントと言えます。長期保証も名前だけでなく、保証の条件や内容などをしっかりと確認することも大切になります。
一部の工務店やハウスメーカーでは、「自社を介さない修繕の場合は保証が無効になる」という方法で、高額な修繕費用を請求してくる業者も存在します。保証について見るべきポイントは「保証期間」ではなく「保証内容」です。アフターサービスに力を入れている会社は、家が建ってからも施主との関わりを大事にする傾向があります。
建てた家は、建てた工務店・ハウスメーカーが一番よく知っています。家を建てる際には建てる家のことに意識が集中してしまい、アフターサービスのことまで意識が行かない場合も多いです。できればアフターサービスをしっかりしていて、長く付き合いができる工務店・ハウスメーカーかを確認できると、家が建ってからの安心感が大きく違ってきます。
イデアホームの自社保証期間は、通常20年、最長40年です。またANBOプランには第三者保証会社による最長60年の保証と定期メンテナンスのオプションもあります。これは、地震に強い家をきちんと完成させることはもちろん、安全性や快適性を維持していくことも工務店の役目と考え、人生をかけて建てた家に一日でも永く住んでいただきたいという理由からです。
家を建てる時の注意点について紹介しました
今回は、家を建てる時の注意点について紹介しました。家を建てる時の注意点として共通するのは「工務店・ハウスメーカー選びが家づくりを左右する」ことです。信頼できる工務店・ハウスメーカーをパートナーとして選ぶことで、「土地探し」「構造や耐震性能」「予算」「アフターサービス」について不安なく進められるでしょう。工務店での家づくりに興味がある方は、建築途中の家を公開する構造見学会や、完成見学会にぜひ参加してみてください。完成見学会は工務店と施主の信頼関係がなければ開催されません。見学会が多い工務店は、多くの施主と良い関係を築いているという点で安心できます。
イデアホームは、土地探しや耐震等級(構造計算)、予算、アフターサービスをしっかり考慮しています。特に地震に強い家づくりに力を入れており、高い耐震性能を持った地震に強い家を希望する方はぜひ、イデアホームにご相談ください。
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