土地選びでお困りですか？『基準地価』土地選びに役立ちます

良い土地を適正な価格で見つけたい、きっと土地選びをしている方なら誰しもがそう思うはずです。そんなときに役立つのが基準地価です。基準地価は土地の標準価格を示す重要な指標で、地域ごとの価格比較、予算計画に大いに役立ちます。このコラムでは、基準地価とはなにか、そして土地選びにどのように役立つかを解説します。

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基準地価とは

「基準地価」とは、全国の土地価格を示す重要な指標の一つです。基準地価は、毎年7月1日時点の土地価格を評価したもので、9月20日頃に公表されます。評価の対象は、全国約2万の様々な地点に位置する「基準地」で、これらは一般の土地取引や地方公共団体、民間企業の土地取引の目安として広く利用されています。基準地は、都道府県知事によって決められます。そのため「都道府県調査地価」と呼ばれることもあります。

基準地価と似ている公示地価（公示価格）とは？

基準地価に関する調査中にしばしば参照されるのが、公示地価（公示価格）です。どちらも公的機関によって公表される「土地の価格」です。ここでは公示地価（公示価格）の具体的な内容や、基準地価との違いを説明します。

公示価格とは

公示地価は、毎年1月1日時点での評価を不動産鑑定士が行い、3月中旬頃に公表される土地価格です。これは、一般の土地取引価格の指標や公共事業用地の取得価格の基準として利用されます。評価は主に都市計画区域内の土地に集中していますが、必要に応じてその他の地域でも行われます。特に中立的な評価が行われることが特徴です。公示価格の標準値は国（国土交通省土地鑑定委員会）が定めます。

これらの価格は、実際に取引される土地の価格（実勢価格）とは異なります。では、それぞれの違いを具体的に見ていきます。

公示地価と基準地価の違い

公示地価と基準地価は、どちらも土地の価格を示す公的な評価ですが、その算出方法やタイミングに違いがあります。公示地価は年に1回、国（国土交通省）が決定する土地の大まかな価格を示すために公表されます。一方、基準地価は公示地価の情報を基にして、より細かい分析を行い、都道府県が決定する、都市以外も含んだ評価をします。基準地価は、先に挙げた公示地価の評価対象には含まれない林地なども含まれることも大きな違いです。

基準地価では公示地価が公表していない土地の価格を知ることができるため、公示地価の信頼性を高めるための指標にもなります。そのため、公示区域外の土地の地価を知りたい場合に、基準地価は重要な指標となります。

土地選定における基準地価の活用

公示地価と基準地価は、実際に土地が売買される取引価格と異なる場合があります。なぜならば、これらの地価が、建物を含めた土地の総価値ではなく、土地が空き地だった場合の価値を示しているからです。直接的に取引価格を決定するものではないものの、土地の価値判断の重要な目安として機能します。土地を購入する際にも、様々な場所の土地価格を比較し、価格の高い低いを判断するのに役立ちます。さらに、基準地価の過去の動向を分析することにより、将来的な土地価格の予測も可能になります。

基準地価についてはイデアホームにご相談ください

土地選定プロセスにおいて、基準地価を理解することは重要な役割を果たします。この情報を活用して最適な土地選びを行いましょう。基準地価は、国土交通省のホームページ内の専用ページで、国土交通省地価公示（公示地価）と共に検索可能です。もし埼玉県で土地探しをしていて、埼玉県の公示地価や基準地価に関する情報を調べている場合はイデアホームにご相談ください。経験豊かなスタッフが、疑問点や土地価格や家づくりに関する質問に丁寧に答えます。

参考：国土交通省地価公示・都道府県地価調査

イデアホームでは定期的にイベントやモデルハウスの見学会を開催しております。これらのイベントでは、実際の建築例を見ながら、土地選びのポイントや家づくりのヒントを学ぶことが可能です。理想の家を建てるためのインスピレーションを得る絶好の機会ですので、ぜひイデアホームのイベントやモデルハウス見学会にお越しください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。