耐震研究所で地震について学ぼう

埼玉県八潮市には、耐震研究所があります。耐震研究所では、イデアホームが提供する最先端の耐震技術と研究成果を「体験」「体感」し「学ぶ」ことができます。今回は、耐震研究所でなにができるのかを説明します。ぜひ、耐震研究所に遊びにきてください。

耐震のノウハウ

2024/05/28

耐震研究所で地震について学ぼう
耐震研究所はどこにある？
耐震研究所ではなにができるの？
耐震研究所で地震に強い家づくりを学ぼう

耐震研究所で地震について学ぼう

地震国である日本において、安全かつ安心な住まいを建てることは、多くの家族にとって最優先の課題です。そこで注目されるのが、埼玉県八潮市にある「耐震研究所」です。耐震研究所は、イデアホームが2018年に開設した施設で、日本全国の家庭が地震に強い住宅で安心して生活できるよう、最先端の耐震技術と知見を提供しています。今回は、耐震研究所でなにができるのか、どのような情報が得られるのかを紹介します。100年以内には来るといわれている南海トラフ地震のリスクに備え、地震に強い家を実現するための知識と情報を、この機会にぜひ深めていただければと思います。

耐震研究所はどこにある？

耐震研究所は埼玉県八潮市にあります。どなたでも予約なしで見学が可能です。

TEL	0120-515-101
FAX	048-959-9997
営業時間	9:00 − 18:00
定休日	水曜日
住所	〒340-0831埼玉県八潮市南後谷480-1

耐震研究所ではなにができるの？

耐震研究所は、地震に強い家を建てるための研究と情報を共有する場所です。耐震研究所では、大きく分けて「体験」「体感」「学ぶ」の三つの活動が可能です。ここでは、過去の大地震を再現するシミュレーターを使って、さまざまな地震の揺れを体験できます。また、建築前に地震を想定した設計を行い、地震が発生した後の被害を最小限に抑える方法も研究しています。耐震研究所でなにができるのかを説明します。

室内専用地震動シミュレーターで揺れを「体験」する

耐震研究所では、世界でもめずらしい装置である室内専用地震動シミュレーターを体験できます。阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震など、過去の大規模地震を基にした揺れを体験できます。さまざまなタイプの地震、たとえば、直下型地震や海溝型地震、長周期地震動などがシミュレーション可能です。シミュレーターは、室内の家具が転倒する様子を映すスクリーンと連動しており、地震のリアルな影響をより具体的に体験できます。

このシミュレーターは、実際の地震と非常に似た揺れを再現し、一般的な起震車よりも幅広い種類の揺れを再現しているため、実際の地震の揺れにかなり近いものとなっています。対象年齢は4歳以上で、誰でも体験することが可能です。

▼シミュレーターについて詳しくはこちらの記事をご覧ください

地震体験から学ぶ、地震に強い家づくりの重要性

制振ダンパーなどの実物を「体感」する

戸建て住宅に使用する柱や梁などの構造体が展示されているコーナーでは、実際に使用している制震ダンパーや柱、梁などの構造体を実寸で展示しています。地震に強い家づくりをするには、どのような構造で作られているのかを実際に目で見て触ってみるのも良いでしょう。

戸建て住宅用の制震ダンパーは、地震時にアルミと鋼材の金属流動を利用してエネルギーを熱に変換し、揺れを効果的に抑制します。これにより、建物の安全性が大幅に向上します。

地震に強い家は、構造材から異なります。構造材の違いを理解することで、それぞれの材料が地震時にどのように振る舞い、その強度や耐久性がどれほどであるかが明らかになります。耐震研究所では、異なる種類の構造材を比較しており、各材料の特性と地震への耐性を視覚的に理解できます。適切な構造材を選ぶことは、安全で長持ちする家づくりに不可欠です。気になることがあれば、その場でイデアホームのスタッフがていねいに説明を行います。

イデアホームの耐震研究所は地震のことだけでなく、使用している洗面台やバスルームの見本、水まわり商品のカタログなども展示しています。これから建てる家のイメージを膨らませることもできます。

地震について「学べる」

地震はどうして起きるのでしょうか？　プレートとはなんでしょうか？　こうした疑問に対して、具体的でわかりやすい解説を展示しています。地震のメカニズムを理解することで、自然災害への備えや対策がより身近なものとなります。この展示スペースでは、地震の原因やプレートの動きについて、誰でも理解できるように説明しています。